2021-03-25 第204回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
森林組合、木材市場、製材会社、木質バイオマス発電所、原木シイタケ生産者など、御対応いただいた皆様に感謝を申し上げるとともに、日々の御尽力に敬意を申し上げたいと思います。林野庁がふだん目の行き届かない、こうした現場のお声をなるべくお伝えしたいと思いますので、政府には前向きかつ簡潔明瞭な御答弁よろしくお願いします。 まず、二〇三〇年に向けた目標に関して野上大臣にお伺いします。
森林組合、木材市場、製材会社、木質バイオマス発電所、原木シイタケ生産者など、御対応いただいた皆様に感謝を申し上げるとともに、日々の御尽力に敬意を申し上げたいと思います。林野庁がふだん目の行き届かない、こうした現場のお声をなるべくお伝えしたいと思いますので、政府には前向きかつ簡潔明瞭な御答弁よろしくお願いします。 まず、二〇三〇年に向けた目標に関して野上大臣にお伺いします。
例えば岡山県の真庭市は、今バイオマス、木質バイオマス発電所、これをやっています。そして、それはこれから森林の中で、いわば森のエネルギーファームのような発想で取り組まれているところもあります。これは、私は地産地消型だと思いますし、応援していきたいと思います。 もう一つ、恐らく、日本の森林の状況を考えたときに、今活用すべき、伐期を迎えている木がいっぱいあります。
例えば大型ということで申し上げますと、一万キロワットクラスの木質バイオマス発電所、ここで使います、燃料として使います木材は年間約十五万立米というふうに承知をしております。となりますと、平均稼働日数を勘案いたしますと、大体こういった一万キロワットクラスのところでは、一日当たり約四百五十立米が燃されているという計算になろうかと承知しております。
さらに、二〇一一年の八月には電力事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法が制定されて、その後、各地で木質バイオマス発電所の建設や運用が始められるようになったということで、この十年間に木材の需要というのは千九百万立方メートルくらいから二千九百万立方メートル以上、一千万立方メートルも増加するに至ったわけです。
この四つなんですが、木質バイオマス発電所でFIT認定を受けた件数について見ますと、これは数字はありませんけれども、この件数が伸びているんですね。内訳を見ればグレーの部分が突出して伸びていることがわかると思いますが、これは一般木質、農作物残渣ですね。昨年の三月時点で数字としては三百六十三件、前の年からこれははね上がっているわけですが、この急増した背景は何でしょうか。
あわせて、木質バイオマス発電所、こちらの誘致を図ることでC、D材の活用も図りたい。 そして、近年非常に課題となっておりますのが、担い手の育成、確保でありまして、林業を生涯の業として志そうとする若者を育成したいということで、間もなくでありますが、林業大学校が開校をいたします。
六つ目でありますが、東京電力から木質バイオマス発電所の接続許可が、昨年、平成二十八年十二月三十一日までに出ていると思います。ルールですから、必ず許可がおりているわけです。その内容はどのような内容だか、栃木県から聞きましたか。
三、日光市高柴字釜ノ渕二百一の一他二十八筆において計画しております、木質バイオマス発電所については、栗原自治会の皆様の御理解をいただくまでは着工いたしません。 四、当事業に伴う環境保全対策については、栗原自治会、日光市、株式会社トーセン三者による環境保全協定を締結させていただき、当協定に基づき、適切に処理する考えです。
林野庁としましては、木質バイオマス安定調達コスト支援により調達された原木が木質バイオマス発電所の燃料として使用されるかどうか、引き続き注視していきたいと考えております。
ドイツもFIT制度をやっておりますけれども、このもとで木質バイオマス発電所でございますが、二〇一四年末時点で約七百基、総出力は約百五十万キロワットというふうに承知してございます。
昨年秋にエネルギー関係を中心に訪欧した際、林業先進国であるフィンランドにて二・四万キロワットのセルヴェンパー発電所、オーストリアにても二万キロワットのシメリング発電所と、いずれも欧州最大級の木質バイオマス発電所を視察いたしました。
現在、固定価格買い取り制度のもとで設備認定を受けた未利用木材を利用する木質バイオマス発電所は五十八件認定されておりますが、そのうち既に二十二件が稼働しております。 そうした状況の中で、今後とも引き続き、これらの施策によりまして山元に適切に利益が還元され、未利用間伐材等の木質バイオマスがエネルギーとして適正に利用されるように取り組んでいきたいと考えております。
時間もない中で、ちょっと木質バイオマスの話をしたいと思いますが、私の地元奥越、大野でも木質バイオマス発電所の起工式がありまして、出席してまいりました。今まで採算が合わないということで放置されてきた森林が、間伐されたりチップ工場が事業を拡大したりと、もう地元の雇用という点でも期待が出ております。 木質バイオマスは、太陽光、風力と違い、変動性のない安定的な質の良い電力を生みます。
現在、未利用間伐材を主に利用した木質バイオマス発電所が全国で七か所稼働しております。さらに今後、平成三十年までに全国で四十か所ぐらいが稼働するということが見込まれておりまして、農林水産省といたしましては、木質バイオマス発電の推進のために、施設の整備への支援ですとか、又は利用拡大に向けました相談窓口の設置ですとか、そういった面で一生懸命後押しをしていきたいというふうに考えております。
○政府参考人(宮原章人君) 福島県におきまして、間伐材等を活用した木質バイオマス発電所、これは会津若松市のグリーン発電会津、それから白河市の白河ウッドパワー、この二つの施設で実施されております。また、南相馬市の東北電力の原町発電所におきましては、平成二十七年四月から木質バイオマス燃焼の試運転が開始される予定となっております。 福島県における再生エネルギーの利用促進は重要な課題でございます。
再生可能エネルギーの中でこの木質バイオマス発電所、私は、農地転用とかそういったことを必要ともしませんし、また、例えば切捨て間伐で今までは価値を生まなかった、経済的な価値を生まなかったそういった間伐材、こういったものを購入をして利用していくということで、地域への経済効果も大変大きいのではないかというふうに期待をするところでございます。
○政府参考人(沼田正俊君) 木質バイオマス発電所がもたらす効果について、お答えを申し上げたいと存じます。 地域の未利用の間伐材のみを、これを主体に使用して発電する五千キロワット級の木質バイオマス発電所、これは今福島県で一つございますし、先週竣工いたしました大分県のものもこのクラスでございます。
計画中の木質バイオマス発電所の原料供給ではやはりどうしても森林組合が大きな役割を果たしていくというふうに思っておりますので、そういった意味で、二十四年度の補正予算等を活用しながら、こういった森林組合の様々な木質バイオマス関連事業への取組が進むように努力させていただきたいというふうに考えているところでございます。
川内村、これも本当に森林が八割を占めるところですけれども、この森林の除染をある意味では計画のうちに入れて、除染で出る間伐材を利用する木質バイオマス発電所の計画を復興事業として掲げてきた。これで売電をするつもりだったんですけれども、森林除染を行わないということになると、これは計画として成り立たない、見直さなければいけない、どうしたらいいのか、こういう話もありました。
ただし、この建設費単価は出力五千キロワット級の発電所を前提としたものであり、出力五百キロワット級の発電所の場合、規模が小さいことや、この規模の木質バイオマス発電所はこれまで数が限られていたことなどから、建設コストも二億円より上振れをする可能性が高いと考えております。
私も、実は、川崎にある木質バイオマス発電所をつい最近視察してまいりましたが、ここもまだこの新しい制度を利用するかどうかということを検討中だということで、そういったことも含めて、徐々に事業者はふえてくるものと思いますが、はっきりしたことは今時点では見通せない状況でございます。
これまでも、例えば昨年の二次補正予算でも、特に東北を中心にそういった木質バイオマス発電所ができないかという事業構想をソフト的に支援するというような予算を講じておりました。また、三次補正でも、そういったものについての事業費の方も政策として充実をさせていただいたというふうなことがございます。
大いにそれは競争し合って、本当に二十一世紀の新しい木質バイオマス発電所を国家戦略として、関係の広域的な、地方の主体的な大規模な事業として徹底的にやる、その必要があると思うのです。 それと、時間がありませんから最後にしたいと思いますが、今度の国会で新しい法律が出てきますよね。いわゆる新エネルギーを電力として、九つの電力会社がお互いに買ったり売ったりしてシェアをふやしていく。